皆さまこんにちは!! ブログ担当の小杉です。
本日のブログは、エンジン部門の活動内容となります。

海水の影響によってダメージは甚大ですが、丁寧に、地道に作業を行いました
それではさっそく、その作業の様子をご紹介していきます(*^^)v
①
今回作業する場所は、エンジンのシリンダー部分です。
コルトギャランGTOのエンジンは4気筒ですので、
写真のように4本のピストンが入っております(。・ω・)ノ゙
・・・が、1本だけが被災時の海水侵入により錆びついて固着してしまっている状態です。
②
こちらが、その固着してしまっている部分です
ピストン部も腐食し、欠損した状態にあるのがお分かり頂けると思います。
③
ということで、今回はこの固着したピストンを引き抜くために、
ピストンの裏側から少しずつ叩き出す作業を行っていきます~(*゚∀゚)っ
破損させてしまってはいけないので・・・・、
力加減に注意しながら地道に作業を進めていきます。
④
ピストンとコンロッドの接続部分にシャフトをあててハンマーで少しずつ叩きます。
⑤
叩き始めておよそ30分経過・・・。
シリンダー内に完全に埋もれていたピストンが少しずつ顔を出し始めました。
もう少しです
⑥
さらに叩き続けること5分・・・。
あと数センチ
⑦
ようやくピストンが抜けました
約40分近くハンマーで叩き続けたメカニック・内澤さん。
本当に、本当に、お疲れ様でしたヾ(;´▽`A``
⑧
抜け出たピストンです。
腐食も進んでしまっていたため、ピストン上部が割れてしまいました(TДT)
⑨
今回の作業の結果、4本のシリンダーが綺麗に抜けました




と思っていたらショッキングな物を発見してしまいました
⑩
1番のシリンダーのライナー部に欠損が・・・・。
ライナーを打ち替えることになるのか・・・・・。
また一つ、新たな課題が生まれてしまいました

ということで、本日はここまでです次回更新もどうぞお楽しみに